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ミラノ・プレゼンテーションレポート

2019/04/04

TOOT オフィシャルブログをご覧の皆様、こんにちは!
今回は1月13日にミラノで開催した2019 A/Wのプレゼンテーションをレポートします。
INVITATION

TOOTとして初となるミラノでのプレゼンテーションです。
プレゼンテーションの開催はMILANO FASHION WEEKの期間中、1日だけのしかも2時間のみという狭いウインドウ、なかなかの挑戦でした。

欧州での販売チャネルはインターネットがメインとなるTOOTとしては、現地でのショーやプレゼンテーションはTOOTの想いや世界観を体験していただける数少ないチャンスだと思っています。
今回のプレゼンテーションのコンセプトは「HUMAN FOREST」。文字通り、人の森ですね。
発表されるクリエイションがアパレルメインとなるFASHION WEEKの中で、アンダーウェアのみの男性が並ぶ中を近い距離感で歩き回ってご覧いただき、不条理と非現実感と少しの背徳感を味わっていただくというコンセプトです。


BGMはTOOTの2019年のVISUALテーマでもある「JOURNEY」に合わせてオリジナル制作しました。
シンセサイザー、日本語、ノイズ、中東の弦楽器で、ノスタルジックかつ、日本を感じさせる仕上がりになったのではないでしょうか。
※BGMは上記のムービーでご視聴いただけます。





モデルは現地のファッションモデルだけでなくダンサーもミックスして35人ほどを起用し、ファッションとしてだけではない人間の美しさ、多様性を表現したいという思いでキャスティングしました。


世界から集まるプレスやインフルエンサーの方々はFASHION WEEK中の怒涛のスケジュールにもかかわらず、美術品を鑑賞するような雰囲気で皆様リラックスしてご覧いただけたように思います。



お客様のリアルな反応を見られる機会は非常に少ないので、貴重な時間になりました。

そろそろ2020 S/Sのコレクション発表の準備が始まります。
どんな新たな体験を実現できるか、今から楽しみです。



地球を林檎に例えると、生き物は林檎の皮の部分より薄い環境で暮らしているといわれます。同じ種としての人間がその林檎の皮の上、同じ時代に生まれて出会う、その瞬間にどれだけ何を感じ、何を共感してもらえるのか、それを探しつつ、TOOTの旅はこれからも続きます。